2013年3月1日金曜日

(※ネタバレ)『聲の形』についてあれこれと

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週刊少年マガジン2013年12号に掲載された大今良時先生の読み切り漫画、『聲の形』。
聴覚障害といじめを扱ったストーリーで、「衝撃作!」「一度は読むべき!」などと煽られ、聴覚障害当事者の間では賛否両論あり、とにもかくにも話題になっているようです。
聴覚障害者の出てくる小説や漫画は取りあえず読むことにしているので、発売当日に買って読んでみました。
読み終わった直後のわたしの第一声。
醒めてます(笑)
いやだって、読了直後は、何と言ったらいいのか、本当に正直思い浮かばなかった。
この感想を書くのにも、とても悩みました。

2013年1月27日日曜日

大切なものは目にみえない(見えない障害バッジ)

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「見えない障害バッジ」を友人がプレゼントしてくれました。

見えない障害バッジ(当事者用)
「見えない障害バッジ」とは、難病、内部疾患、発達障害など、社会で認知されず、福祉政策でも『制度の谷間』に落ち込み、サポートが受けにくい『目に見えない』障がい、困難、痛みをもつ人たちが、
「バッジをつけて、『見えない障害』を知ってもらおう!」
とTwitterで声をあげて生まれたものです。

見えない障害バッジ | わたしのフクシ。






バッジのコンセプトやデザインなどがTwitterのやりとりでブラッシュアップしていく様子が、Togetterでまとめられ、読むことができます。

見えない障害バッジ - Togetter






受け取った私の第一声は「かわいー!!」だった。
うん、かわいいって大事。つけたくなるデザインって大事。

透明なアウェアネス・リボンに、水色の文字で「大切なものは目に見えない」と書いてあります。
これは、サン・テグジュペリの『星の王子様』から引用したそうです。
フランス語だと、Le plus important est invisible.

赤い小さなハートマークは、当事者用のしるしです。
啓発者用はハートマークがありません。

さて、わたしは障害者手帳を持っているので、『タニマーズ』(福祉制度の「谷間」におかれ、必要とするサービスが受けられない人)ではありません。

が、難聴は分かりにくい障害です。
外見からはすぐに難聴とは分かりません。
補聴器を隠していなくても、なかなか気づいてもらえません。

また、私は生まれつきの難聴ではないため、多少イントネーションがおかしいときはあるものの、自分からカミングアウトしなければ難聴だと分からないくらい、健聴者とほぼ同じような喋り方に聞こえるそうです。
すると、なぜか「喋れる=聞こえる」というように思われがちで、なかなか聞こえないということが理解してもらえません。

ある意味、難聴も「見えない障害」だと思います。
現に、私だけでなく、ツイッターではたくさんの人が、「難聴の理解してもらいにくさ」について何度もつぶやいています。

見えない障害、分かりにくい障害、説明しにくい障害があるということを多くの人に知ってほしいというコンセプトに共感して、「見えない障害バッジ」の当事者用を自分のスマホにつけました。

これを周囲の人が目にして、
「何コレ?」
「コレは『見えない障害バッジ』って言ってねー…」
ていう会話が広がることを期待。
まずはこのバッジの存在を、たくさんの方に知っていただきたいです。

2013年1月6日日曜日

「レインツリーの国」(有川浩)を当事者視点で読んでみる

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「図書館戦争」シリーズ等で有名な有川浩さんの作品に、「レインツリーの国」というものがあります。
難聴の女の子が主人公の本です。

2013年1月2日水曜日

「耳が聞こえません」

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私は感音性難聴です。
普段「耳が聞こえません」とよく言います。
実はこれ、正確には半分本当で、半分嘘です。
あ、石を投げないでください…。

2013年1月1日火曜日

「ホビット」原作を読みたくなったら瀬田訳がおススメ

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映画「ホビット 思いがけない冒険」を見て、原作が読みたくなった方もいると思います。
ところがですね、ホビット原作って、大きく2つあるんです。

 

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