1986年の全通研冬の集会第1分科会「専任通訳者のつどい」で出たものだそうです。
少し古いですが、今も参考になります。
こうして見ると、専任通訳者の業務って多岐にわたりますね。
専門的知識がないと難しいことが分かります。
- ろうあ者に対して社会福祉制度や資源を紹介していく。
- 問題を組織(自分の所属する)として受け止め関連団体及び専門機関と連携して解決していく(通訳者が丸かかえするのではなく、問題を整理する)。
- 通訳要求(ろうあ者の発展要求)を発展させていく。
- 自らが研修を企画し、登録を組織していく。
- 市民へろうあ者問題を広げていく。
- 派遣者への情報提供。
- ケースをきちんと整理し、理論化していく。
- 地域とのつながりをもつ。
- よりよい通訳活動をするための下地作りをする。
- 専門機関に対してろうあ者問題の提起と指導を行う。
- ろうあ者に対する情報提供。
- ろうあ者家庭への訪問援助(指導)
- ろうあ者福祉全般の企画立案
- ろうあ者集団や手話通訳者集団の連携(ろうあ運動とのつながり)